【港区芝】東京都人権プラザを訪ねる

  • 2017.10.27 Friday
  • 00:00

 

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井苅は友人の帰還兵くんと共に港区芝にある東京都人権プラザを訪れました。

平日午前であるせいか一般見学者は見当たらない。

奥の方には何やら首からIDカードをぶら下げた集団が職員からの展示の説明を受けつつ見学をしている。

「どうやらどっかの区の職員の研修っぽいっすねえ」

 

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入ってすぐのスペースにはパラリンピックの紹介。

「やっぱり欠損とかの障碍って言うと戦傷者が思い浮かぶよね」

「九段下のしょうけい館っすか」

「長らく戦争が無いから忘れ去られてるけどね。あと、労災事故ってけっこうあって、欠損とかあるんだろうけどね」

「先天性とか若年時の障碍が注目されがちっすよね」

「でも誰でも事故や災害や病気で突然障碍者になり得るんだよなあ」

 

 

続いてのコーナーでは17の人権課題が展示されています。

井苅の身近な問題としては『外国人』。

帰還兵くんも関心があったらしく、映像展示で外国人の項目を選択すると説明映像がモニターに流れる。

「なんだよ、外国人って言うと真っ先に金髪で青い目の白人かよ」

アニメーションで真っ先に登場したのは相変わらず古いイメージのガイジンさん。

「中国人って言うと辮髪でアルヨとか協和語使ってたりとかいまだにそんな扱いされてたりするからな。お前はいつの時代に生きてるんだよって思うよ」

 

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「同和問題もなあ、昔某大学の部落解放研究サークルに冷やかしで出入してたことがあったけど、部落出身者なんていなくてなあ、顧問の先生も純粋に部落の歴史研究してるひとだったし。でも一部の人は社会運動家に近い方面でふた言目には“原始共産制”とか言っちゃうし。なんか政治思想的にごちゃごちゃどろどろしてて困っちゃうんだよねえ」

「それ20年くらい前の話っすよね?」

「まあ、今では随分と取り巻く状況は変わったんだろうけど」

国内における民族問題としては『アイヌの人々』が取り上げられている。

「うーん、アイヌなんてもう絶滅したも同然じゃねえの?」

「ほとんどアイヌ文化で生活してる人なんていないっすよね」

「むしろさ、なんで琉球が民族としてカウントされてないの?」

「たぶん琉球は沖縄県民であって民族じゃないって見解なんすよ」

「キミだって多少は沖縄系の血がながれてんだろ?」

「まあそうっすけどね…。しかし沖縄県民を琉球民族として扱うとあまりにホットで危険すぎるというか…」

「学術的見解や人権的見地より政治的な判断が優先されるってことか」

 

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奥の企画展示室ではスポーツにおける社会的包摂と多様性、ダイバーシティスポーツの紹介です。

障碍者スポーツやホームレスのサッカー団体等展示がされています。

職員氏いわく「パラリンピック競技の関連団体各所に展示協力を要請したが権利問題をクリアできず、結局応じてくれたのがホームレスサッカーの野武士ジャパンだった」とのこと。

「ここでも金っすか。さすがパラリンピックっすねえ」

「まあ、そんなもんなんだろうな。もうなにも言いたくねえわ」

 

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