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- 2017.11.15 Wednesday
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大連空港から約1時間半。
黒竜江省の牡丹江海浪空港に到着です。
満洲国期に関東軍によって建設された空港です。
現在は軍民共用の空港として使用され、近年は南朝鮮の航空会社2社が仁川空港間との直行便を就航させこちらは約2時間で結んでいます。
おかげで仁川空港経由であれば成田・羽田〜牡丹江がその日のうちに到着可能です。
以前は大連で一泊、翌日の飛行機で目的地へ向かい2日がかりだったのでこれは大きな進歩です。
牡丹江はロシアまで100キロ程度の国境に近い地方都市です。
飛行機は市街地上空をターンする形で滑走路に進入します。
もともとは空軍の基地とあって軍事施設が並んでる様子が窓からよく見えます。
幌でぐるぐる巻きに包まれた機体が等間隔で何機も並んでいます。
屋外に並んでいたのはざっと数えて30ほど。そのうち数機は幌がかかっていません。
離発着時は電子機器の使用は禁止ですのでデジカメを使用できず撮影ができなかったのが残念。
おそらくMiG-21の中国版J-7関連の戦闘機ではないかなと思われます。
7年前(2006年9月)に牡丹江に来た時は、朝から晩まで連日10分に1度程度の頻度で離発着を繰り替えしており、これはなかなか練度が高そうだと驚きました。
しかし今回は軍用機が市街地上空を飛行する様子はほとんど見られませんでした。
望遠レンズを持っていかなかったのでデジタルズームとトリミングを駆使してもこの程度の写りで詳細ははっきりしません。
撮影は牡丹江からの帰路、仁川行に搭乗する直前に喫煙室の窓から行っております。
空港の建物からであれば簡単にこのような写真は撮れますが、軍事施設にレンズを向ける行為は毎回どうもドキドキしてしまいます。
仁川空港行きの旅客機はほぼ満席で、中国人、南朝鮮人、日本人の各国言語が聞こえてきます。
以前よりも利用者が増えたらしく、旅客機はひと回り大きな機体が使用されています。
初めて来た時は100人も乗れないような旅客機だったのに、旅客機の変化は牡丹江市の発展を反映しています。