国民補導連盟ホームページ 第三聯盟館 国民補導聯盟ブログ 大晦日。
前日まで繁忙期の激務に従事していた会長は昼過ぎまで寝ていたのだった。
目が覚めてまずは一本缶ビールをあける。
この疲労感、アルコールで景気付けでもしないと明日の朝まで横になっていそうである。
着替えを済ませて玄関を出る時には起床から2時間程経過していた。
「ところでビッグサイトには何線に乗ればいいんだろうか?」
最寄り駅に着いてから調べ始める会長だった。
その頃会場では、補導聯盟通信冬号は既に売り切れていたのだった。
夏号も残すところあと数冊。
これも編集長と売り子のコスプレ嬢たちの努力の成果と言えましょう。
会長が出向いたところでもう特に用は無いのだった。
「ああ、どうもみなさんお疲れ様です」
ほろ酔い気分の会長が到着した頃にはあとは撤収作業を残すのみの状態だった。
時間を持て余した面々がたむろして歓談中のところに遠慮がちに加わる会長。
皆のコミケにかける熱意に気圧されながらカメラをいじるのだった。
終了後は船で移動。
その後電車にて要町の中華屋さんへ向かいます。
コミケ後の打ち上げは北京ダックを恒例としたいとは編集長の強い要望です。
北京ダックが出てくる頃には会長はもう眠たくなっていました。
疲労のためか、最近の会長はアルコールが入ると酔う前に眠くなってしまう事が多いのです。
アルコールは会長にとって、もはや睡眠導入剤と言えます。
北京ダックに興奮している面々をしり目に会長は早くも眠る体勢に。
「会長さん、まだ寝ないで下さい。白衣ですよ、編集長のリアル白衣です!」
『シュタインズゲート』のオカリン萌えな会長を喜ばそうと(?)編集長は学生時代に使用していた白衣を持参していたのでした。
「あ、ああ、白衣だな」
「会長、ボクはビスマスを手に入れたんですよ♪」
「ああ、素敵な輝きだな」
いい大晦日になったなあと思いつつ、会長は料理屋の片隅でひとり眠りについたのでした。
Experiments of Actin 『新刊完売御礼』DJ ERIERIの仮面ライダー
(24.1.21)