【開催日】 平成23年4月8日13時〜
【開催地】 靖国神社〜朝鮮総聯〜北の丸公園〜内堀通り〜和田倉噴水公園〜丸ビル〜東京駅
【参加者】 ハカセ…某企業の研究員。化学が専門。
白虎野さん…「
ビスマス」の中の人。好調に活動中
帰還兵くん…リビアの戦場よりも放射能が怖いらしい
会長…遠足会主催者。元軍人
春です。花見の季節です。
開花してから肌寒い日が続いたので、今季の桜は長持ちしています。
震災の影響で宴は自粛ムードですが、会長は毎日東京に届く“支援物資”の配達で心身ともに消耗。
ここらで桜を眺めて回復をはかりたいところです。
靖国神社集合には左翼を自称するハカセが異議を主張。
しかし軍人派閥が却下し靖国集合を強行しました。やはり軍隊経験者は横暴ですねえ。
さて、ハカセと帰還兵くんのふたりが先に到着。
1248に会長の携帯に白虎野さんから「10分ほど遅刻します」と連絡が入ります。
「奇遇ですね、わたしも遅刻です」とすかさず返信する会長ですが、実はまだJRのホームに居て地下鉄には乗り換えていません。しかしそれをおくびにも出さないところは遅刻の常習者たるゆえん。さすがです。
今回も時間通りに揃わなかったものの、とりあえず全員合流。
会長のいでたちを目にした参加者からすかさずツッコミが入ります。
「なんでスーツ着てるんですか?」「いや、午前中仕事でさ」「スーツ着ることなんてあるんですか?」
「当たり前だろ。今日は本社に出向いてきたからなあ」…
いやあ、嘘八百もいいところ。
元軍人で自称右翼の会長は、久々の靖国詣でのためにわざわざスーツを着てきたのです。
本当の事を言うのがちょっとばかり気恥ずかしさがあったので「仕事だ」なんて言ったのでした。
境内の桜は満開で、素晴らしいのひと言に尽きます。
これで天気が良かったら青空に桜が映えてもっと美しいのに今日は曇り空。少々残念。
おまけに風も出てきました。会長はコートを羽織ってこなかったことをちょっと後悔。
英霊にお参りを済ませると、ハカセと帰還兵くんは絵馬コーナーへ。
会長は白虎野さんとおみくじコーナーへ進みます。
「白虎野嬢もおみくじ引きなよ」と誘うと「いやいやいや…」と激しく抵抗。
「うち今年いちばんに大吉引いたんですよ〜。だからもう引かないんです」とのこと。
そうですか、そう言うことですか。
会長は神社に来ると必ずおみくじを引きます。
会長はオカルティストなんで、おみくじはその時々の運気を計る指針だと信じて疑いません。
大吉だの凶だのにはこだわりませんが(でも大吉が出ると単純に嬉しい)書かれている内容にはじっくりと目を通し、今後の身の振り方のひとつの指針とします。
結果「中吉」が出ました。なにやらいろいろと書いてありましたが、この日誌を記している時点ではすっかり忘れてしまい、言ってるほどには指針にしていないようでいい加減な性格が垣間見られます。
絵馬コーナーに目を向けると「ふひひひ」「ひはははは」と盛り上がっているハカセと帰還兵くんの姿が。
絵馬って面白いですね。そんなことまで神頼みにも程があるだろって内容には笑わせてもらえます。
「商売繁盛」…お酉様にお参りしなさいよ。
「○×大学に受かりますように」…湯島天満宮や湯島聖堂をお勧めします。
「恋愛成就」…これもまたお参りするところを間違えてると思う。
「合格祈願でも、これは自衛官採用試験ですね」「これはありだろうなあ」
中には菅政権やマスメディアや大企業を罵倒し呪詛する内容もありまして、どうみても女子中学生が書いたとしか思えない初々しい少女文字でしたためられたネトウヨ的内容の絵馬には一同大いに萌え立つのでした。
(23.4.28記)
(23.5.12加筆修正)